街レコ代表の紀野です。Machilecoマガジン編集長。太極拳講師をしております。

私は、20年以上、雑誌や広告物の企画デザインを続けてきました。そして、4年前から、「木の太極拳ヨガ」という教室を始めました。

教室を始めた時は生徒はもちろんゼロ。自らチラシを作成しポスティングし、約半年でなんとかコンスタントに生徒がきてくれる教室になりましたが、最初の半年間はなかなか生徒がリピートしてくれなくて、苦悩する日々が続きました。

でも、当時の私には、相談できる仲間も先輩もいませんでしたので、毎日一人で必死に考えました。

そして私は、

「生徒さんが喜びそうなことは全部やってみよう！」

どうしていいかわからないなら、思いついたことはどんどん実行しちゃえ！と考え、そして実行していきました。

・生徒同士が仲良くなれるよう、おしゃべりティータイムを設けたり

・最後にリラックスできるようにと足湯をしたり

・レッスンに来てくれたらスタンプを押して差し上げ、それが６個たまったら粗品をプレゼントしたり

・太極拳とは？どんなことが期待できるのか？など様々なことについてプロとして講義したり

・無味乾燥な貸し会場の壁に可愛いシールを貼ったり、アロマの香りで演出したり

・生徒ごとにカルテを作り、お悩みハンドブックを作ったり

・お花見会や忘年会、新年会などを開催したり

様々なことをやってきました。

実は、今でもほとんどやっています。

その後も、もっと喜ばれる教室にしたいと思った私は、色々な先生の教室を体験しに行きました。40近い教室に伺ってみてわかったのは、生徒を集めている先生は個性的でカリスマ性があって、人を惹きつけるファン作りのプロである！ということです。

でも意外だったのは、私ほどは生徒サービスってしていないんだなあということでした。

もしも、先生方がもっと生徒サービスに力を注いだら、もっともっと人気教室になるし、生徒さんももっと満足度があがるのでは？と思いました。しかし、私も含めてなかなか個人教室でできることは限られています。

でももし、

そんな先生方と一緒に、生徒さんが楽しんでくれることを実行実践していったら、生徒だけでなく地域の人々に趣味を通じた仲間づくり、心豊かで暮らしやすい地域づくりに貢献できるのではないかと思うのです。

そこで、地域の趣味の教室をもっとよく知ってもらうための情報提供、趣味が楽しくなる様々な情報提供、そして通えば得するプレゼントなどを盛り込んだ情報誌を発行しようと思いました。また、趣味の教室で学んだことを地域にお披露目する機会としてイベントを主催することにしたのです。

街レコのチャレンジはまだ始まったばかりですが、大勢の方に喜ばれることを願って日々精進しています！